2016年8月アーカイブ

NST(栄養サポートチーム)養成講座を受けました

2016/08/29
6月・7月・8月と聖隷浜松病院で行われた、NST養成講座に参加してきました。

NSTとは、Nutrition Support Team:栄養サポートチームの略で、栄養管理を多職種で管理するチーム医療のことです。

多職種がそれぞれの観点から「栄養」について考えることで、患者さんにふさわしい栄養状態を確立できるようになります。

年3回、行われているというこの講座に、今回は医師・看護師・薬剤師・臨床検査技師・言語聴覚士・
管理栄養士・歯科医師・歯科衛生士の方々が参加し、聖隷浜松病院のNSTメンバーの方より講義を受けた後、
実際にグループに分かれて症例検討を行ってみたり、栄養剤や飲み込みにくい方への嚥下食の試食を行ったりと
盛りだくさんの内容の講座でした。

歯科では、聖隷浜松病院の歯科医師・福永先生より。「口腔の考え方」という講義がありました。

口腔内のトラブルが栄養状態の悪化を招き、それがさらなる口腔内のトラブルを引き起こすという悪循環をいかに
断ち切るかという事を中心にお話しいただきました。

噛めない・痛い・乾燥している・汚れているなどのトラブルに対し、歯科が対応する事で、
特に健康寿命(72歳、2010年)を超えると歯科受診率が急激に低下するという統計から、入院により歯科受診が
途絶えてしまい、口腔内のトラブルを抱えたままになってしまい、お口からのお食事がとりにくい状態になって
しまう事が考えられるというお話がありました。

退院後、以前使っていた入れ歯が合わない、痛みがある、麻痺があり自分で歯磨きするのが難しいということは
よくあると思います。

訪問歯科診療では、通院困難な患者さんの日常生活に近いところでできるだけ長くお口からお食事できるようサポートしていき
たいと考えています。

なかなか歯科に通院できずお困りの際は、ぜひ訪問歯科診療をご利用ください。

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口腔ケアと誤嚥性肺炎

2016/08/03

8月になりました!
ますます暑さが増し、体調も崩しやすい時期になってきましたね😔
ついつい疲れていて歯磨きもせずに寝てしまった...なんて事はありませんか?
自分の歯磨きはしたけど介護が必要なご家族の歯磨きまでは...という方もいらっしゃるかもしれません。

8月のニュースペーパーでは、訪問診療で伺っている有料老人ホームでの診療の様子の紹介と、
お口の中の汚れと飲み込みの力の低下によっておこる誤嚥性肺炎について記載しています😊

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今や日本人の死因で上位に入る肺炎
その中でも飲み込む力が弱くなりやすい高齢者の方に多くみられるのが誤嚥性肺炎といわれるものなのです😨!
誤嚥性肺炎は、お口の中の菌をつばと一緒に肺に入れてしまう事でおこるといわれています。
ということは!
歯磨きをしっかりとしてお口の中をきれいにしてあげればリスクが下がるのでは...と思いませんか?

面倒だと思われるかもしれませんが、歯磨きを怠ってしまうと菌が増え、虫歯・歯周病・口臭・誤嚥性肺炎など
様々な問題を引き起こす原因となってしまいます。
その前に!
介護の必要な方は訪問診療で、通院が可能なかたは診療所で適切な口腔ケアをうけてみませんか😊?