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徹底した滅菌・
感染予防対策
About us

当院は2013年7月に、それまで39年続けてきた歯科医院を改築し、新たな鈴木歯科医院として生まれ変わりました。
改築にあたり、患者さんに快適な診療環境を整えるため、完全個室&バリアフリー対応とさせていただきました。お身体の不自由な方も、ご安心してご来院ください。

快適な診療環境と共に院内感染対策にも当歯科医院は力を入れております。
患者さんからすれば院内感染対策など徹底していて当たり前だと思われると思います。しかしながら、全ての医院が感染対策を徹底できているわけではないのです。というのも歯科医院の経営は診療報酬制度に基づき行われておりますが、滅菌消毒業務には、診療報酬がありません。一生懸命やればやるほど経費がかさみ、歯科医院の経営は苦しくなっていきます。

しかし、患者さんに安心できる治療、安全な治療を受けていただきたいという思いから、当院では、滅菌消毒をはじめとする院内感染予防に力を入れております。 ?患者さんに使用したものは、滅菌可能なものは滅菌し、不可能なものは廃棄または高水準消毒しています。基本的に、口に入るものは全て滅菌予定で、治療用ハンドピースはDACユニバーサルを使用して滅菌いたします。

当院では、最も厳格なヨーロッパ基準クラスBのオートクレーブを使用して、治療に使用する器具全般を滅菌しております。
クラスBという滅菌レベルは、世界で最も厳しいヨーロッパの滅菌基準です。滅菌前や乾燥時に数回の真空状態を作り、あらゆる種類や形状の滅菌が被滅菌物を滅菌します。鈴木歯科医院ではこのクラスBの滅菌システムを整え患者さんに安心して治療していただけるよう、常に院内を清潔に保ち院内感染防止に努めております。

当院の滅菌・感染予防対策

  • 器具の洗浄

    PREVENT INFECTION 1器具の洗浄

    当院では器具の洗浄のために速洗を導入しております。
    速洗は、上下のアームノズルがそれぞれ逆回転し、扇型の洗浄水を噴射しますので、一度に広範囲の洗浄が可能。また、洗浄・すすぎの全4工程で排水・給水を行いますので、1度除去した汚れによって、再び汚れてしまうことはありません。 器具の滑り止めの隙間やバーの先端など、 微細な作業を行う歯科器具は複雑で細かく、 手洗浄では取りきれない汚れがあります。汚れが残っていると、その後の滅菌効果が低くなってしまいます。速洗を使用することで滅菌や感染予防効果を高めます。

  • 汚れの確認

    PREVENT INFECTION 2汚れの確認

    洗浄後技工物作成用の拡大鏡(8~10倍)にて汚れの確認を行います。ここまでやっている歯科医院はなかなか無いと思います。洗浄したからとって全ての汚れが取れているとは限りません。特に歯を削るバーであったり、根の治療に用いるファイルなどには汚れが残存している可能性があります。
    当院ではこれを一つ一つ拡大鏡で確認して汚れているものに関してはさらに手作業で汚れを取ったのち次の滅菌工程を行うようにしております。当院の歯科医師が歯科治療に使用しているルーペは4.3倍なので、それよりもさらに拡大して汚れを確認するようにしています。

  • 治療器具の殺菌処理

    PREVENT INFECTION 3治療器具の殺菌処理

    治療で使う器具は、高圧蒸気殺菌装置で殺菌しております。
    141度になると感染症のB型肝炎、C型肝炎のウィルスやエイズウィルスなど、すべての微生物を死滅させることができます。高圧蒸気殺菌装置により滅菌する場合は全ての材料を滅菌保存パックに患者さんごとに個別に包装したのち行なっております。高圧蒸気殺菌装置にかけられないものはほぼ全てのウイルスや微生物を死滅させることができる薬液にて消毒を行ったのち、個別にパッキングを行なっております。

  • タービンコントラの滅菌汚れの確認

    PREVENT INFECTION 4タービンコントラの滅菌汚れの確認

    タービンとエンジンについては患者さんごとに毎回滅菌を行っております。

  • カートリッジごとの消毒

    PREVENT INFECTION 5カートリッジごとの消毒

    衛生面にも万全を期するため、基本セットは一人ずつに分けた状態でオートクレーブで滅菌し、患者さんに使用する直前で開封します。ここまでやっている歯科医院はなかなか無いと思いますが、削るバー、根の治療に用いるファイルなどは患者さんごとに使用するため個別にパッキングしております。

  • 滅菌が困難なものは使い捨て対応を徹底

    PREVENT INFECTION 6滅菌が困難なものは使い捨て対応を徹底

    歯科治療に使用する紙コップやマスク、手袋、ガウンなどの用品については、機械での滅菌が難しいため、使い捨ての物を積極的に使用します。患者さんごとに新しい物と取り替えて使うことで、常に清潔な状態を保っています。

  • 削りカスを吸い取る装置

    PREVENT INFECTION 7削りカスを吸い取る装置

    義歯の削りカスが顔に飛ばないように、バキュームのついたBOXで吸引しながら、義歯の調整などを行います。

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